腹部大動脈瘤の代替治療法

腹部大動脈瘤(AAA)は、腹部大動脈の壁が弱くなり血管が膨らむ状態です。主な原因は喫煙で、他にも高血圧・高コレステロール・肥満・感染などが関与します。瘤のサイズや増大速度に応じて治療方針が決まります。

内視鏡的ステント留置(Endovascular Grafting)

従来は開腹手術で瘤部を切除し、人工血管で置換しますが、近年はカテーテルを用いた内視鏡的ステント留置が選択肢となります。大腿部の血管からカテーテルを挿入し、瘤部まで導き、ステントを展開します。血管壁を強化し、破裂リスクを低減します。特に直径5 cm以上の大きな瘤に有効です。

薬物療法

小〜中等度の瘤では、手術以外の選択肢として薬物療法が検討されます。血圧降下薬や脂質低下薬が瘤の拡大を抑制する可能性があります。スタチンやアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)が有望とされ、適応は医師と相談してください。

経過観察(治療なし)

瘤が小さく、破裂リスクが低い場合は、積極的な治療を行わず定期的に経過観察することがあります。瘤のサイズが5 cmを超える、または増大速度が速くなると、治療が必要となります。

定期的な画像検査と医師のフォローアップが重要です。

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