胸膜痛(プルローダイニア)について知っておくべきこと
プルローダイニア(胸膜痛)とは
プルローダイニアは、胸部に鋭い刺すような痛みを伴う疾患で、別名「ボルンホルム病」や「流行性筋痛症」とも呼ばれます。
原因
主にコクサッキーBウイルスによる感染が原因で、肋間筋に炎症を起こします。このウイルスは手足口病の原因ウイルスでもあります。
罹患しやすい人
子どもや若年成人に多く、夏から秋にかけての季節に発症しやすい傾向があります。
主な症状
- 胸部の鋭い刺すような痛み
- 筋肉痛
- 発熱
- 頭痛
- 倦怠感
- 食欲不振
経過と治療
通常は軽症で、数日から1週間で自然に回復しますが、痛みが強い場合は鎮痛剤で対処します。特効薬はなく、症状緩和が中心です。
痛みの緩和方法
- イブプロフェンやアセトアミノフェンなどの市販鎮痛剤を服用
- 患部に温熱パッドを当てる
- 十分な休養を取る
合併症
ほとんどの場合は合併症を起こしませんが、稀に肺炎や髄膜炎を合併することがあります。
受診が必要な症状
以下の症状が現れたら速やかに医師の診察を受けてください。
- 呼吸困難
- 鎮痛剤で改善しない強い胸痛
- 高熱
- 頸部硬直
- 意識障害や混乱
感染拡大防止策
プルローダイニアは飛沫感染します。予防のために次のことを心がけましょう。
- 石鹸と水で手をこまめに洗う
- 病気の人との密接な接触を避ける
- 咳やくしゃみをする際は口と鼻を覆う
- 体調不良時は自宅で安静にする
まとめ
プルローダイニアは軽症で自然に治りますが、痛みが強い場合や合併症の疑いがある場合は早めの受診が重要です。
