腹部大動脈瘤の測定はなぜ2つあるのか(3.8 cm × 4.8 cm)

腹部大動脈瘤(AAA)は、体内で最も太い動脈である大動脈が腹部を通過する部位で膨らんだ状態を指します。診断・評価では主に「径」と「長さ」の2つの寸法で測定します。

「径」は動脈瘤の最も太い部分の横幅をセンチメートル(cm)で表します。一方「長さ」は、動脈瘤の上端(近位端)から下端(遠位端)までの距離を同じくセンチメートルで測ります。

これらの数値は破裂リスクの判断材料となります。径が大きくなるほど、破裂の危険性は高まります。また、腎臓や他の臓器に近い部位に位置する動脈瘤は、腹部中央部にあるものよりも破裂しやすいとされています。

径と長さを正確に把握することで、医師は最適な治療方針を選択できます。治療法には経過観察、血管内修復(EVAR)、開腹手術などがあります。

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