心房中隔欠損(ASD)とは?

心房中隔欠損(ASD)の概要

心房中隔欠損(Atrial Septal Defect, ASD)は、心臓の上部にある左右の心房を分ける壁(中隔)にできた穴です。小さな欠損は無症状で、特に治療を要しないことが多いです。一方、欠損が大きい場合は左心房から右心房への血液流入が過剰となり、心不全を引き起こす恐れがあります。

先天性の頻度と自然閉鎖

ASDは先天性(出生時から存在)で、比較的頻繁に見られる先天性心疾患です。小さな欠損のうち、一部は出生前や生後数年以内に自然に閉鎖することがあります。

治療のタイミングと選択肢

多くの場合、直ちに治療は必要ありませんが、欠損が大きい、あるいは症状が出ている場合は将来的に治療が検討されます。主な治療法は以下の通りです。

  • 外科的縫合による欠損の閉鎖
  • カテーテルを用いたデバイス閉鎖(欠損を塞ぐ器具の留置)
  • 心不全や不整脈など合併症に対する薬物療法

適切なフォローアップと診断により、患者さん一人ひとりに最適な治療計画を立てることが重要です。

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