ブートニエール変形
ブートニエール変形は、リウマチや特定の関節外傷の合併症として現れる指の変形で、単独の疾患ではありません。正しく診断すれば、手術療法と保存的療法の両方で治療可能です。
ブートニエール変形とは?
ブートニエール変形は、指が永久に曲がった状態になり、反対の手や外部の力を加えないとまっすぐに伸ばすことができなくなる症状です。
指の解剖学
指は先端にある遠位関節と、中間にある近位関節の二つの関節から構成されます。これらの関節を動かすのは伸筋腱です。伸筋腱は前腕の筋肉から始まり、指を通って伸展と屈曲を可能にする結合組織です。
ブートニエール変形が指に与える影響
近位関節が永久に損傷を受けると、指は歪んだ外観となります。この変形は伸筋腱の一部が損傷した結果として起こります。
ブートニエール変形の原因
近位関節付近への外傷や炎症、あるいはリウマチなどの慢性疾患が原因で発症します。
治療法
変形の原因に応じて、保存的療法と外科的療法のいずれか、または両方を組み合わせて治療します。軽度の場合はスプリントや指のリハビリで改善が期待でき、重度の場合は関節の固定(癒合)まで含む手術が必要になることがあります。
