乾癬性関節炎の見分け方と診断手順

乾癬性関節炎とは

乾癬性関節炎は関節の炎症を伴う関節炎の一種で、関節の腫れ・痛み・こわばりに加えて、爪や眼の症状が現れることがあります。皮膚に厚い鱗屑や乾燥ができる自己免疫疾患「乾癬」を持つ人の約85%が、後に乾癬性関節炎を発症します。

必要なもの

  • X線画像
  • 血液検査(リウマチ因子、尿酸、赤沈)

診断手順

  1. ステップ1:症状を把握する

    関節の痛み・腫れ・こわばりに加えて、倦怠感や背部痛、筋腱の部位痛があるか確認します。爪の凹みや感染様変化、結膜炎(ピンクアイ)も見られることがあります。

  2. ステップ2:全身の身体検査を受ける

    既に乾癬と診断されている場合は、関節痛の有無を医師に伝えます。多くの場合、乾癬が先に出現し、後に関節炎が現れます。

  3. ステップ3:画像検査で他の関節炎を除外

    X線撮影により骨や関節の状態を確認します。リウマチ性関節炎と乾癬性関節炎では、画像上の変化が異なるため、鑑別診断に有用です。

  4. ステップ4:血液検査で炎症マーカーを測定

    赤血球沈降速度(ESR)は炎症の程度を示し、尿酸値は痛風の有無、リウマチ因子は関節リウマチの可能性を評価します。これらの結果で他の関節炎を除外し、乾癬性関節炎の診断を確定します。

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