呼吸補助機の正しい使い方
概要
呼吸補助機は正しく使用すれば命を救うことができます。使用方法を誤ると、十分な効果が得られません。家庭で使用される主な機種は、ネブライザー、C‑PAP、BiPAPの3つです。ネブライザーは喘息や気管支感染症、C‑PAPは睡眠時無呼吸症、BiPAPは慢性閉塞性肺疾患(COPD)に使用されます。
ネブライザーの使用手順
- 本体の設置と電源接続:平らな場所に本体を置き、電源コードをコンセントに差し込みます。エアフィルターが清潔か確認し、汚れている場合は水で洗い、乾かしてから使用します。
- 薬剤のセット:エアチューブを本体に接続し、チューブ内のリザーバーに薬剤を入れます。プレミックスの薬剤はそのまま入れ、希釈が必要な場合は医療用食塩水(薬局で購入可)を使用し、自作は絶対にしないでください。
- マウスピース/マスクの装着:リザーバーの先端にマウスピースまたはマスクを取り付けます。
- 使用開始:マウスピースまたはマスクを口や鼻に当て、電源を入れます。ゆっくり深呼吸をし、治療中はリザーバーを立てたままにします。
- 残量の確認:リザーバーがほぼ空になるときに軽く叩き、最後の薬剤をチューブに流します。リザーバーが空になると機械が「スプツ」音を出します。
C‑PAPの使用手順
- 加湿器の準備:本体背面の加湿器部品を開け、蒸留水を入れます。加湿器を本体に戻し、加湿レベルを設定します。
- エアチューブとフィルターの装着:エアチューブを本体に接続し、電源コードをコンセントに差し込みます。フィルターの白い面を先に本体に入れます。
- マスクの装着:エアチューブをマスクに接続し、顔に装着します。吸引によりマスクが固定されますが、漏れがある場合は側面のストラップを締めます。
- 使用姿勢と呼吸:仰向けまたは横向きに寝て、自然に呼吸します。
BiPAPの使用手順
- 設定の確認:医師の処方に基づき、機械の圧力や設定を行います。通常は販売業者が設定し、使用方法を指導します。
- エアホースと電源の接続:エアホースを本体に接続し、電源コードをコンセントに差し込みます。
- フェイスマスクの装着:エアホースにフェイスマスクを取り付け、空気漏れがないようにしっかり密着させます。
- 使用開始:電源を入れ、自然に呼吸します。
