喘息の予防と治療法
喘息は気道が炎症を起こし狭くなることで、咳や喘鳴、呼吸困難を引き起こす慢性呼吸器疾患です。主に子どもに発症し、生涯にわたって続くことが多いですが、症状が軽減する人もいます。米国国立心臓・肺・血液研究所によると、2200万人以上が喘息と診断されています。喘息の根本的な治癒法はありませんが、発作を防ぎ症状をコントロールする薬剤や治療法が存在します。
発作の予防
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喘息発作は、体内や環境の何らかの刺激が気道の炎症と収縮を引き起こすことで起こります。天候、アレルゲン、環境毒素、細菌・ウイルス感染、運動や肉体的負荷が主な要因です。
まずは自分のトリガー(例:花粉、猫の毛、乾燥した冷気)を特定し、できるだけ避けることが最も効果的です。ウイルスや細菌による発作は完全に防げませんが、手洗いを徹底するなどの衛生管理でリスクを減らせます。
急性期の薬剤(救急薬)
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発作が起きた際には、気道の収縮を緩和し呼吸を楽にする処方薬を使用します。これらは「救急薬」と呼ばれ、発作時にのみ使用しますが、運動誘発性喘息の人は運動前に使用することがあります。医師の指示通り、必要なときだけ正しく使用してください。
代表的な救急薬は以下の通りです。
- 吸入型気管支拡張薬(例:サルブタモール)― 気道を一時的に弛緩させます。
- 経口または静脈投与のステロイド(例:プレドニゾン)― 炎症を抑えます。
- 吸入型抗コリン薬(例:アトロベント)― 気道を拡げます。
長期的な薬剤(維持薬)
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発作を予防するために、毎日または1日数回の定期的な服用が必要な「維持薬」が処方されます。医師の指示通りに継続して使用しないと、期待した効果が得られません。
主な維持薬の種類は次のとおりです。
- 吸入ステロイド(例:プルミコート、エアロビド、フロベント、アズマコート)― 気道の炎症を抑えます。
- 長時間作用型β2刺激薬(例:セレベント、フォラジル)― 吸入ステロイドと併用されることが多いです。
- ロイコトリエン受容体拮抗薬(例:シングレア、アコレート)― 経口で服用し、気道を開き炎症を軽減します。
- テオフィリン(経口気管支拡張薬)― 気道周囲の筋肉を弛緩させます。
