喘息児の肺炎看護ガイド

米国では18歳未満の子ども8.1百万人(全体の約11%)が喘息と診断されています。喘息は慢性の可逆的気道閉塞性疾患で、ホコリやペット、寒冷、運動、特定の薬剤、呼吸器感染症(例:肺炎)などが誘因となります。喘息児が肺炎を合併すると呼吸状態がさらに悪化し、看護師は原因の特定と呼吸管理に重点を置いた看護を提供する必要があります。

重要性

  • 喘息発作時に呼吸困難が生じ、肺炎が重なると酸素供給が著しく低下します。看護師は気道の開存と呼吸機能の維持に向けた包括的ケアを行います。

症状・影響

  • 早期症状:呼吸変化、くしゃみ、イライラ、頭痛、目のかゆみ・涙、睡眠障害、夜間咳嗽。
  • 後期症状:喘鳴、咳嗽、呼吸困難、息切れ。
  • 肺炎合併時:色のついた痰、発熱、白血球増加、寒気、呼吸時疼痛がみられます。

看護評価

  • 保護者へのインタビューで症状の出現時期と経過を聴取。
  • バイタルサイン測定、呼吸数・呼吸努力の観察、肺音の聴診、酸素飽和度の測定。
  • 痰の色・臭の評価、血液検査で白血球数の変化をモニタリング。

看護介入

  • 頭部を30〜45度に挙げ、呼吸を楽にする体位管理。
  • 処方された抗生物質や気管支拡張薬、抗炎症薬を正確に投与。
  • 呼吸リハビリとして深呼吸・咳嗽訓練を指導。
  • 疼痛管理と発熱コントロールのための薬剤投与。
  • 十分な水分摂取を促し、痰の粘度を低下させて排痰を助ける。

看護評価(アウトカム)

  • 体温が正常範囲に戻り、発熱が消失。
  • 呼吸数が基準値に回復し、呼吸努力が軽減。
  • 白血球数が正常化し、感染の指標が改善。
  • 気道が痰から解放され、酸素飽和度が正常範囲に維持。

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