湿度と喘息:影響と対策
運動誘発性喘息
湿度の極端な変化は運動誘発性喘息を悪化させることがあります。鼻は吸入空気の湿度を調整する重要な役割を担いますが、口で呼吸すると乾燥した空気が肺に入ります。その結果、肺内の湿った空気との温度・湿度差が刺激となり、喘息症状を引き起こすことがあります。
ハウスダストダニ
ハウスダストダニは喘息の代表的なアレルゲンで、温かく湿度の高い環境を好みます。室内の湿度が上がると、加湿器やスチームクリーニングでカーペットを洗うことにより、ダニの生存率が上がります。
カビ
カビは湿気がなければ繁殖できません。室内の湿度が上がるとカビが発生しやすくなり、加湿器自体がカビの温床となって胞子を空気中に放出し、家全体に拡散します。
天候変化
湿度の急激な上昇を含む天候の変化は、喘息発作と強い相関があることが親御さんの報告からも分かっています。
対策
米国国立心臓・肺・血液研究所は、室内湿度を30〜50%に保つことを推奨しています。この範囲ならダニやカビの増殖を抑え、喘息のリスクを低減できます。
