自閉症の子どものかんしゃくへの効果的な対処法

はじめに

自閉症の子どもを育てることは、社会的・コミュニケーションの壁に加えて、年齢に関係なくかんしゃくが起こりやすいという挑戦があります。かんしゃくを完全に防げないことはありますが、適切な準備と対応で上手に対処できます。

対処のステップ

  1. 1. 子どものニーズに敏感になる かんしゃくは、言葉で伝えられないフラストレーションが原因になることが多いです。子どもが何を伝えようとしているのか、丁寧に観察し、根気よく必要なものや欲求を把握しましょう。

  2. 2. 要求を満たさないときは譲らない 自閉症の子どもは、自分の欲求が通らないときにかんしゃくを起こすことがあります。子どもの希望を理解した上で、実現できない場合は「だめだ」としっかり伝え、かんしゃくに屈しないことが重要です。そうしないと、かんしゃくが要望を得る手段と条件付けされてしまいます。

  3. 3. 無視して行動を消す 子どもが自分や他人を傷つけていない限り、注意を与えずに無視することで、かんしゃくが注意を引く手段であることに気付かせます。無視はすぐに効果が出ないこともありますが、継続すると行動が減少します。

  4. 4. 必要に応じて安全に抑える 子どもが自分や周囲に危害を加える恐れがある場合は、落ち着かせるために安全に抑える必要があります。背後から腕を体に沿わせて固定し、必要なら足も支える方法を、専門家の指導のもとで習得しましょう。

  5. 5. 注意を別の活動に転換する かんしゃくの原因から注意をそらすために、子どもが興味を持ちそうな別の遊びや作業に誘導します。興味が移ることで、感情が落ち着くことがあります。

  6. 6. 必要なら罰を用いる 自閉症の子どもも罰の意味は理解できます。タイムアウトや特別なご褒美・特権の剥奪など、過度でない短時間の罰を設定し、なぜ罰が与えられるのかを簡潔に説明します。罰は最後の手段として、他の方法が効果を示さないときに使いましょう。

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