脊柱側弯症の疼痛治療法まとめ
概要
脊柱側弯症(スコリオシス)は、背骨が側方に曲がる状態です。曲がりの程度は個人差が大きく、重度の場合は背部痛や呼吸障害を引き起こすことがあります。ワシントン大学の調査によると、思春期の患者は通常背痛を訴えませんが、成人になると痛みが出やすくなるとされています。
症状と影響
- 肩や骨盤の高さが不均等になる
- ウエストや肩のラインが歪む
- 重度の側弯は呼吸困難や背部痛を伴うことがある
主な治療法
理学療法
背筋や体幹を強化するエクササイズ、超音波治療、温熱・冷却療法などが用いられ、背部痛の軽減が期待できます。
市販薬
軽度から中等度の痛みには、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの市販薬が一般的に使用されます。
処方薬
痛みが強い場合は、麻薬系鎮痛薬、筋弛緩薬、抗うつ薬などが処方されます。ただし、依存リスクがあるため、ワシントン大学は麻薬の使用は最小限に抑えることを推奨しています。
注射療法
コルチゾンやボトックスなどの注射は、短期間の痛み緩和に有効とされています。
代替療法
カイロプラクティックや電気刺激療法は一部の患者が利用していますが、メイヨークリニックの報告では、これらの効果を裏付ける十分な研究はまだありません。
