坐骨神経障害の主な症状と特徴

SpineUniverse創設者のDr. Stewart G. Eidelsonによれば、直径約2.5cmの坐骨神経は人体で最も太い神経で、腰部から足先まで伸びています。坐骨神経が損傷すると、様々な痛みや機能障害が現れ、重症例では生活に大きな支障をきたすことがあります。

脚の痛み(坐骨神経痛)

坐骨神経が損傷すると、臀部や太ももから足先にかけて、鋭く走るような痛みが生じます。足を動かす、前屈する、座位になると痛みが増すことが多く、神経が圧迫されたときの「神経絞扼感」と似ています。

しびれ

椎間板ヘルニアなどで神経が圧迫されると、脚にしびれが出ることがあります。しびれ自体は危険ではありませんが、バランス感覚が低下し転倒リスクが高まります。また、筋力低下を伴うと、軽い荷物さえ持ち上げにくくなることがあります。

腰部の鈍い痛み

坐骨神経の圧迫や、同時に起こる椎間板ヘルニアなどが原因で、腰の鈍い痛みが現れることがあります。痛みは日中の活動後に夜間に強くなることが多く、神経の腫れが関与しています。多くの医師はNSAID(イブプロフェンやアスピリン)で炎症を抑えることを勧めます。

足下垂・つま先下垂

坐骨神経は足とつま先の筋肉を支配しているため、足下垂やつま先下垂が起こります。つま先下垂は親指の伸展が困難になる状態で、足下垂は足首の筋力低下により足が垂れ下がります。これらは転倒の危険性が高く、早期の治療が必要です。

症状の出る部位

坐骨神経痛の症状は基本的に片側に限られます(単側性)。ただし、妊娠などで骨盤が変化すると、両側に症状が出ることがありますが、片側の方が強く出ることが一般的です。

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