血小板輸血の手順とポイント
血小板は血液を構成する成分の一つで、赤血球・白血球・血漿と並んで重要な役割を担います。赤血球の約1/4の大きさで、正常に機能すると血液が凝固し止血が行われます。血小板の機能が低下した患者に対しては、静脈ラインを通じて血小板を輸血し、出血を予防・制御します。
血小板輸血の手順
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医師の指示取得
血小板の静脈輸血を行うには、必ず医師の処方・指示を取得してください。
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静脈ラインの確保
静脈ラインが確実に開通し、血流が良好であることを確認します。肘前静脈など大きな静脈を使用し、サイズ18G以上の大径カテーテルを用います。血液輸血用チューブセットは、マイクロフィルター付きのものを選びます。
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等張食塩水のハング確認
血小板投与前に、等張食塩水(0.9% NaCl)をハングさせておきます。食塩水は血液製剤と最も相性が良く、反応が起きにくい液体です。メインポート(フィルターなし)に接続してください。
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患者情報の再確認
患者氏名、生年月日、血液型、実施手順など、全ての情報を二重チェックします。この確認は決して省略してはいけません。
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バッグの準備
血小板バッグの投与ポートのキャップを外し、血液輸血チューブセットに付属する血液製剤用スパイクのキャップも外します。
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スパイクの接続
血小板バッグのポートにスパイクを差し込みます。マイクロフィルターが付いた側のスパイクを使用してください。
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点滴ポンプの設定と初期流速
チューブを点滴ポンプに接続し、ローラークランプを反対方向に回して開きます。初期流速は1 mL/分以下に設定し、輸血反応の有無を観察します。
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流速の増加
患者に異常が認められないことを確認したら、流速を10 mL/分まで上げ、輸血を継続します。
