ITP(特発性血小板減少性紫斑病)の治療法

特発性血小板減少性紫斑病(ITP)は、血小板が不足しやすくなり、出血が止まりにくくなる血液凝固障害です。血小板は血液の止血に重要な役割を果たしますが、ITP患者はその数が低下するため、あざができやすい、鼻血や歯肉からの出血が頻発する、皮膚に直径数ミリの赤紫色の点状出血(点状出血)が現れる、月経が異常に多い、尿や便に血が混じるといった症状が見られます。成人では慢性化しやすく、薬物療法や手術が必要になることが多いですが、ウイルス感染後に発症した小児や血小板数が軽度に低下している場合は、特別な治療が不要なこともあります。

主な治療選択肢

  1. ステロイド薬(例:プレドニゾン)を医師の指示のもと使用し、免疫系の活性を抑えて血小板数を増加させます。

  2. 静脈免疫グロブリン(IVIG)を投与し、短期間で血小板数を上げます。効果は約2週間持続します。

  3. 血小板産生を促進する薬剤(例:Nplate、Promacta)について医師に相談し、骨髄での血小板生成を高めます。

  4. ステロイドやIVIGで効果が得られない重症例では、脾臓摘出術(脾臓除去)を検討します。脾臓は血小板破壊の主要な場所であるため、摘出により血小板数が正常に戻ります。

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