体内で血栓が移動したときの症状とは?
症状
血栓が体内を移動すると、息苦しさ、失神、心拍数の増加、胸痛、脚のむくみ、軽い発熱、血痰や血尿、血便などが現れます。これらは重篤な合併症のサインですので、直ちに医師に連絡してください。
原因
以下のような状況で血栓ができやすくなります。
- 手術後
- 40歳以上
- ホルモン療法の使用
- 骨折や大きな外傷
- 肥満
- 長時間のベッドや椅子での安静
- 出産直後
- 本人または家族に血栓や心臓疾患の既往がある場合
予防
血栓の予防には次のような方法があります。
- ゆったりした服装を心がける
- 長時間座っているときは定期的に体位を変える、軽い運動を行う
- 医師の指示で圧迫ストッキングを使用する
- 脚を心臓より高く上げる姿勢を数分間、1日数回行う
治療
血栓の部位や重症度に応じて、以下の治療が行われます。
- 抗凝固薬による血栓の拡大防止
- 肺塞栓症のリスクが高い場合は入院して経過観察
- 必要に応じて血栓除去手術や血栓溶解療法
肺塞栓症は血栓が肺に到達した状態で、生命に関わる重大な合併症です。
注意喚起
上記の症状が現れたら、すぐに医師へ連絡し、救急外来を受診してください。肺塞栓症は米国で死亡原因の第3位です。疑問や不安がある場合は、必ず医師に相談しましょう。
