浸透圧の計算方法

浸透圧(osmolality)は、溶液中の全粒子数を示す指標で、化学者が粒子数を算出する際に用います。モル濃度が特定の化学物質の粒子数を示すのに対し、浸透圧は体液全体の粒子総数を表します。医療分野では、腎機能の評価や腎異常の診断に頻繁に利用され、腎臓が体内イオンをどれだけ効率的にろ過しているかを把握するのに役立ちます。血清浸透圧の正常範囲は 285〜295 mOsm/L です。

浸透圧の計算手順

  1. 血糖値(mg/dL)を測定し、18で割ります。例:100 mg/dL ÷ 18 = 5.56。

  2. 血清ナトリウム(Na)濃度を測定します。例:135 mEq/L。

  3. BUN(血中尿素窒素)値を測定し、2.8で割ります。例:1.4 mg/dL ÷ 2.8 = 0.5。

  4. 以下の式で浸透圧を求めます。

    Osmolality = 2 × Na + (Glucose ÷ 18) + (BUN ÷ 2.8)

    例:Osmolality = 2 × 135 + 100/18 + 1.4/2.8

  5. 計算結果を合計します。

    Osmolality = 270 + 5.56 + 0.5 = 276.06 mOsm/L

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