脱酸素血液(静脈血)とは何か?

脱酸素血液(静脈血)とは

脱酸素血液は、組織へ酸素を供給した後、酸素が消費されて二酸化炭素が増えた血液で、心臓へ戻って再び肺で酸素化される血液です。酸素濃度が低く、二酸化炭素濃度が高い点が酸素化血液(動脈血)と異なります。

色と組成の違い

酸素化血液は酸素を運ぶヘモグロビンが酸素と結合しているため鮮やかな赤色ですが、脱酸素血液は酸素が抜けたヘモグロビンのため暗赤色(ほぼ紫色)になります。

循環経路

組織の毛細血管で酸素が放出され、二酸化炭素が血液に取り込まれた後、血液は静脈を通って上大静脈(上半身)と下大静脈(下半身)から心臓の右心房へ戻ります。右心室から肺動脈を経て肺へ送られ、そこで再び酸素を取り込みます。

生理的意義

酸素化血液と脱酸素血液の適切な循環は、体内の恒常性を保つ上で不可欠です。組織へ十分な酸素が供給されることで、細胞の正常な機能、老廃物の除去、代謝が円滑に行われます。

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