Rh陰性の患者はどのタイプの赤血球を受け取れるか?
Rh陰性の血液と輸血の基本
Rh(Rhesus)因子は赤血球表面に存在する抗原で、遺伝的に決まります。Rh陰性の人はこの因子を持っていないため、Rh陰性の血液しか受け取れません。
なぜRh陰性だけなのか
Rh陰性の血液を持つ人がRh陽性の血液を受けると、体内の免疫系がRh因子を異物と認識し、抗体を産生します。この抗体がRh陽性の赤血球に結合し、溶血(赤血球破壊)を引き起こします。
輸血時の注意点
- Rh陰性の患者は必ずRh陰性の血液を使用する。
- Rh陽性の血液を誤って輸血すると、急性溶血反応や遅発性免疫反応が起こる可能性がある。
- 妊娠中のRh陰性の母親は、胎児がRh陽性の場合に注意が必要です(Rh免疫グロブリン投与など)。
したがって、Rh陰性の患者はRh陰性の赤血球のみを安全に受け取ることができます。
