血中タンパク質が低いのは危険ですか?
低タンパク血症(低タンパク血症)とは
血液中のタンパク質が不足する状態を低タンパク血症(低タンパク血症)と言います。原因やタンパク欠乏の程度により、症状の重さは大きく変わります。
主な原因
- 食事不足:タンパク質摂取が継続的に不足すると血中タンパクが低下します。
- 消化吸収障害:セリアック病やクローン病など、腸の吸収機能が低下するとタンパクが十分に取り込めません。
- 肝機能障害:肝臓はタンパク質合成の中心です。肝炎や肝硬変などで合成が低下します。
- 腎疾患:ネフローゼ症候群などの重度の腎臓病では、尿中に大量のタンパクが失われます。
- 慢性炎症:関節リウマチや炎症性腸疾患などの慢性炎症はタンパク分解を促進します。
- 薬剤の影響:利尿剤や化学療法薬はタンパク代謝や排泄に影響を与えることがあります。
- タンパク質消費が激しい状態:大きな火傷、重篤な感染症、がんなどは体内タンパクを急速に分解します。
低タンパク血症の主な症状と合併症
- むくみ(特に足や脚に液体がたまる)
- 倦怠感・筋力低下
- 創傷治癒の遅延
- 免疫力低下
- 筋萎縮(筋肉量減少)
- 栄養不良
- 臓器機能障害
対策と受診の目安
軽度で一時的な低タンパク血症は問題にならないこともありますが、症状が重い、もしくは長期間続く場合は、基礎疾患の有無を確認し、適切な治療が必要です。血中タンパク質の数値や関連症状に不安がある場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
