回転筋腱板損傷(ローテーターカフ裂傷)を見分ける方法
回転筋腱板(ローテーターカフ)の断裂は、肩の代表的なケガです。肩関節は多方向に動く複雑な構造で、繰り返し腕を使うスポーツや日常生活で肩を多用すると、腱板を傷めやすくなります。回復には時間がかかるため、早期に症状を見分けて適切な治療を受けることが重要です。
症状の確認
-
特有の症状を探す
腱板が断裂すると、肩周囲の筋肉が萎縮し、見た目に変化が現れることがあります。自覚しにくい場合でも、時間とともに筋力低下が進むことがあります。
-
腕を上げるときの痛み
腕を上げようとしたり、上げた状態から下ろすときに痛みが生じます。断裂が進むと、頭上に腕を上げることや回旋動作が困難になります。
-
音や違和感
肩を動かすときに「カリカリ」や「ポキッ」といった音が聞こえることがあります。
痛みの特徴
-
痛みの部位
痛みは主に肩関節部に限局しますが、腕の方へ放散することもあります。
-
引っ掛かり感やポッピング音
特定の動作で腕が「引っかかる」感覚やポップ音がすることがあります。軽度の痛みでも放置すると症状が悪化します。
-
早期対処の重要性
症状が出ても数ヶ月間放置すると、関節へのダメージが蓄積します。できるだけ早く治療を開始しましょう。
医師による診断と検査
-
身体診察
医師が肩周囲を触診し、圧痛や変形の有無を確認します。
-
可動域と筋力の評価
肩の可動域や腕の筋力低下、関節の不安定性を検査します。
-
画像診断
X線、MRI、超音波検査で断裂の有無・大きさ、腱が骨から離脱しているかを詳細に評価します。
