回転筋腱板損傷(ローテーターカフ裂傷)を見分ける方法

回転筋腱板(ローテーターカフ)の断裂は、肩の代表的なケガです。肩関節は多方向に動く複雑な構造で、繰り返し腕を使うスポーツや日常生活で肩を多用すると、腱板を傷めやすくなります。回復には時間がかかるため、早期に症状を見分けて適切な治療を受けることが重要です。

症状の確認

  1. 特有の症状を探す

    腱板が断裂すると、肩周囲の筋肉が萎縮し、見た目に変化が現れることがあります。自覚しにくい場合でも、時間とともに筋力低下が進むことがあります。

  2. 腕を上げるときの痛み

    腕を上げようとしたり、上げた状態から下ろすときに痛みが生じます。断裂が進むと、頭上に腕を上げることや回旋動作が困難になります。

  3. 音や違和感

    肩を動かすときに「カリカリ」や「ポキッ」といった音が聞こえることがあります。

痛みの特徴

  1. 痛みの部位

    痛みは主に肩関節部に限局しますが、腕の方へ放散することもあります。

  2. 引っ掛かり感やポッピング音

    特定の動作で腕が「引っかかる」感覚やポップ音がすることがあります。軽度の痛みでも放置すると症状が悪化します。

  3. 早期対処の重要性

    症状が出ても数ヶ月間放置すると、関節へのダメージが蓄積します。できるだけ早く治療を開始しましょう。

医師による診断と検査

  1. 身体診察

    医師が肩周囲を触診し、圧痛や変形の有無を確認します。

  2. 可動域と筋力の評価

    肩の可動域や腕の筋力低下、関節の不安定性を検査します。

  3. 画像診断

    X線、MRI、超音波検査で断裂の有無・大きさ、腱が骨から離脱しているかを詳細に評価します。

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