脊髄性筋萎縮症(SMA)とは?

概要

脊髄性筋萎縮症(SMA)は、筋肉の動きを司る運動ニューロンが徐々に失われる神経筋疾患です。SMN1遺伝子の変異により、サバイバルモーターニューロン(SMN)タンパク質の産生が不足し、運動ニューロンの生存が維持できなくなります。

タイプ別の特徴

SMAタイプ1(乳児型)

生後6か月未満に発症し、重度の筋力低下、呼吸・嚥下障害がみられます。呼吸不全に陥りやすく、幼児期に死亡することもあります。

SMAタイプ2(中間型)

生後6か月〜18か月で発症し、タイプ1より症状は軽いものの、座位や立位は可能でも歩行は困難です。

SMAタイプ3(少年型)

幼児期以降や思春期に発症し、軽度から中等度の筋力低下が特徴です。歩行は可能ですが、走る・階段を上るなどの動作が制限されます。

治療法

SMNタンパク質の産生を促進する薬剤として、ヌシネルセン(Spinraza)やリスジプラミド(Evrysdi)があります。加えて、理学療法や呼吸管理などのサポート療法が症状緩和に重要です。

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