血管閉塞テストの手順と意義

脳へ血液を供給する4本の主要動脈のいずれかに動脈瘤や腫瘍、その他の病変がある場合、病変が残ったままでも患者が正常に機能できるかを評価する必要があります。そのために、閉塞テストを実施し、血管の閉塞が神経機能に与える影響を確認します。

事前手順

閉塞テストは放射線科で行う無痛の検査です。まず、鼠径部から細いカテーテルを大腿動脈へ挿入し、病変部位まで進めます。その後、ヨード造影剤を使用しX線撮影で詳細な画像を取得し、動脈瘤や腫瘍の正確な位置を確認します。

バルーン留置

小さなバルーンを二本目の細いカテーテルでカテーテル内に挿入し、目的部位に到達したら膨らませます。これにより病変部位の血流が一時的に遮断されます。血栓形成を防止するため、抗凝固薬(血液を薄める薬)を投与します。

神経機能検査

検査中に臨床的な神経機能テストを行い、血流と脳機能を評価します。神経科医が言語・記憶・方向感覚・表情などをチェックします。もし神経機能が低下した場合はバルーンを抜いて血流を回復させます。機能が維持されている場合は、約30分間バルーンを留置した後、再度抜去します。

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