脳性麻痺のための可動域エクササイズ

脳性麻痺は感染性でも進行性でもない神経疾患で、1肢から4肢すべての使用が困難になることがあります。適切な運動は筋肉の萎縮を防ぎ、日常生活をより自立的に過ごすために重要です。可動域エクササイズは乳児期から始め、生涯にわたって続けられます。

ストレッチ

ストレッチはすべてのエクササイズプログラムで最も重要な要素です。運動前後に行うことで筋肉を柔らかく保ちます。脳性麻痺の方は、無理のない範囲で四肢をゆっくりと伸ばします。頭上、横、下方向へと動かし、床に座って脚を広げる方法も有効です。乳児に対しては、痛みや泣き声が出たらすぐに止め、優しく伸ばすことが大切です。

リムサイクリング(肢のサイクリング)

肢のサイクリングは筋肉を刺激し、可動域を広げます。手は椅子に座り、腕を前に伸ばし、頭上へ、再び床へとゆっくり回します。足は仰向けに寝て自転車を漕ぐように動かします。動作は快適な速度と範囲で行い、無理に全円を描く必要はありません。乳児の場合は特にゆっくりと行い、痛みが出ないよう注意します。

前屈・背屈(ベンド)

ストレッチとサイクリングの後に行うベンドは、体全体の関節を動かします。椅子に座って腰を前に倒し、つま先に手を伸ばすことを目指します。背もたれに寄りかかりながら後方に倒すと背筋が伸びます。腕は肘を曲げて拳を肩に近づけ、脚は仰向けで膝を曲げ、太ももの裏側を手で持ち上げます。すべての動作は快適な範囲で行い、症状の重さに合わせて調整してください。

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