ALS(筋萎縮性側索硬化症)の治療

筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、脳と脊髄の神経細胞が徐々に劣化する進行性の疾患で、別名ルー・ゲーリッグ病とも呼ばれます。運動神経が失われるため、筋肉の制御ができなくなり、最終的には呼吸機能まで低下します。根本的な治療法は現在なく、治療は主に症状緩和と生活の質向上を目的とします。

薬物療法

  • リルゾールは病状の進行を遅らせる薬です。バクロフェンやチザニジンは筋肉の痙攣を和らげますが、めまいや脱力感といった副作用が生じることがあります。

理学療法

  • 理学療法は筋肉痛や痙攣の軽減に役立ちます。ストレッチングにより筋肉の過度な収縮を防ぎ、関節障害のリスクを低減します。

作業療法・言語療法

  • 作業療法とスピーチセラピーは、日常生活の自立やコミュニケーション能力を維持し、患者ができるだけ通常の生活を送れるよう支援します。

経鼻胃管(経管栄養)

  • 嚥下困難や高タンパク質の食事が必要な患者は、栄養補給のために胃ろうや経鼻胃管を設置することがあります。

呼吸管理

  • 呼吸筋が弱まると、人工呼吸器や非侵襲的換気(NIV)による呼吸補助が必要になることがあります。

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