足に起こるRSD(反射性交感神経性ジストロフィー)とは?
概要
足に発症する反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)は、激しい痛みと腫れ、皮膚の変化、過敏感が同時に現れる症状です。神経系の進行性疾患で、複合性局所疼痛症候群(CRPS)とも呼ばれます。
原因
- 外傷(凍傷、やけど、打撲、骨折、切創)や銃創・刺創などの重傷
- 手術後の合併症
- 心筋梗塞、脳卒中、がんなど全身性の疾患
診断
医師は以下のポイントで診断します。
- 外傷の既往歴と、外傷部位以上の激しい疼痛
- 足の外観変化(腫れ、皮膚色・温度の変化)
- 他の原因が除外されたこと
また、三相放射性核医学検査(スキャン)が補助的に用いられることがあります。
治療法
- バイオフィードバック
- リハビリ・運動療法
- 神経ブロック
- 理学療法
- TENS(経皮的電気刺激)
- 疼痛緩和薬
- 外科的処置(症例に応じて)
治療のポイント
根治療法はありませんが、症状が出てから3か月以内に治療を開始すれば寛解に至るケースが多いとされています。
注意点
治療が遅れると、症状が足以外の部位へ広がるリスクがあります。
