カロリーテストの手順とポイント
カロリーテストは、耳の神経障害を診断するために行われます。内耳に冷水・温水を交互に流し、眼球運動(眼振)を測定することで、前庭機能の左右差を評価します。めまいやめまい感、特定の抗生物質による難聴、貧血などが疑われる患者に推奨されます。テスト中は不快感やめまいを感じることがありますので、正しい手順で実施することが重要です。
実施手順
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事前準備
検査の24時間前までに、カフェイン、アルコール、抗アレルギー薬、鎮静剤の摂取を控えてもらいます。
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電極装着と測定装置のセットアップ
眼球運動を記録する電極を患者に装着し、コンピュータ化された測定システムに接続します。これにより、耳管に水を入れた際の眼振を正確に記録できます。
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姿勢の調整
患者をリクライニングチェアに座らせ、頭部を30度上げて側耳道が水平になるようにします。
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冷水テスト(約30℃)
一方の耳管に約30℃(86°F)の冷水を流します。眼振は水が流れた側の外側へ急速に動き、ゆっくりと元に戻ります。約30秒間続き、2分ほどで収まります。次の耳をテストする前に、最低5分間休息させます。
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患者の注意散漫
テスト中は簡単な質問(例:好きな色は?)や足し算・引き算などの軽い計算をさせ、自然な反応を引き出します。注意が向いていないと抑制反応が起き、結果が不正確になることがあります。
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温水テスト(約44℃)
同様に、今度は約44℃(112°F)の温水を流します。眼振は冷水時とは逆方向に現れ、温水側へ急速に動き、ゆっくりと戻ります。冷水テストと同様に、患者を適宜注意散漫させながら測定します。
