神経伝達物質の主な特性とは?

神経伝達物質の主な特性

1. 化学構造

神経伝達物質は、神経細胞間や他の細胞に信号を伝える化学的メッセンジャーです。アミノ酸、ペプチド、または小分子の形態があります。

2. 合成

神経伝達物質は前駆体からニューロン内で合成され、酵素や補因子によって調節されます。

3. 貯蔵

合成後、シナプス前終末の小胞に蓄えられ、必要時に放出できるよう保持されます。

4. 放出

活動電位がシナプス前端に到達するとカルシウムイオンが流入し、小胞が膜と融合して神経伝達物質がシナプス間隙へ放出されます。

5. 受容体結合

放出された神経伝達物質は、シナプス後細胞の特異的受容体に結合します。受容体はニューロン膜上だけでなく、グリア細胞などにも存在します。

6. シナプス後効果

受容体結合により興奮性(活動電位を発生させる)または抑制性(活動電位を阻止する)のいずれかの効果が生じます。

7. 再取り込みとリサイクル

放出後、神経伝達物質はシナプス前ニューロンやグリア細胞の輸送体によって再取り込まれ、作用が終了し、再利用されます。

8. 分解

一部の神経伝達物質はシナプス間隙で酵素により分解され、過剰蓄積を防ぎます。

9. 薬理的影響

多くの薬物や向精神薬は、合成・放出・再取り込み・分解の各段階に作用し、神経伝達物質の機能を変化させます。

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