脳の主な構造と機能の概要
脳の主要構造
1. 大脳(Cerebrum)
脳の最も大きな部分で、左右の半球に長い裂け目(縦裂)で分かれています。各半球は前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉の4つの葉にさらに分かれ、言語、記憶、思考など高度な認知機能を司ります。
2. 小脳(Cerebellum)
大脳の下部・後方に位置し、運動の協調性やバランスの維持に重要な役割を果たします。
3. 脳幹(Brainstem)
大脳と脊髄をつなぎ、呼吸、心拍、血圧など生命維持に不可欠な機能を制御する中枢が含まれています。
4. 大脳辺縁系(Limbic System)
感情、記憶、動機付けに関わる複雑な構造群で、海馬や扁桃体などが含まれます。
5. 基底核(Basal Ganglia)
運動制御に関与する複数の核からなる領域で、筋緊張や動作の調整に寄与します。
6. 視床(Thalamus)
感覚情報の中継点として機能し、皮質へ情報を送る重要な役割を担います。
7. 視床下部(Hypothalamus)
脳底に位置し、体温、空腹・渇き、睡眠など多くの自律機能を調節します。
