整形外科キャストの作り方と手順
概要
整形外科のキャストは骨折や靭帯損傷部位を固定し、治癒期間中に周囲の軟部組織を保護します。石膏(パリス石膏)や繊維ガラス(ファイバーグラス)で作られ、軽量で扱いやすい繊維ガラスが主に使用されます。通常、6〜8週間装着し、完治後に振動鋸で除去します。
必要な道具
- タオル
- 手袋
- ストッキング(またはロール綿)
- 石膏または繊維ガラス
- バケツまたはシンクの水
作成手順
患者の患部を中立的な安静姿勢にします。足首のキャストの場合、患者を検査台に仰向けにし、足先がテーブル端から少しはみ出すようにします。
ストッキング(またはロール綿)を被せ、キャストする範囲の両端に余裕を持たせます。ロール綿を使用する場合は、つま先の付け根から円を描くように巻き、前の層の幅の半分だけ重ねます。
手袋を装着し、バケツの水でキャスト材をパッケージの指示通りに湿らせます。
足首の付け根から始め、ストッキングまたは綿の端から約1.3cm(半インチ)離れた位置でキャスト材を巻き始め、上部まで同様に巻きます。適度な張力で足首を固定しますが、血流を妨げないように注意し、患者にしびれやチクチク感があればすぐに伝えてもらうよう指示します。
キャストが乾くまで待ち、患者が帰る前に余分な石膏が付着していれば濡れたタオルで拭き取ります。
