歩行用キャストの正しい使い方と注意点
歩行用キャストは、ガラス繊維や石膏で作られ、足首から足先までを覆う硬いブーツのような形状です。足裏にくさびや補強材が入っているものもあり、歩行がしやすく設計されています。キャストは数週間から数か月間装着することがあるため、適切なケアが必要です。医師の指示を必ず守りましょう。
歩行を始める前に
- 石膏製のキャストは完全に乾くまで歩かないでください。乾燥には数日かかります。ガラス繊維製は数時間で乾きますが、乾くまでは荷重をかけてはいけません。医師が骨の安定や腫れ・痛みの軽減を確認するまで歩行を制限する場合があります。
皮膚の赤み・かゆみ
- キャスト周辺の皮膚が赤く腫れることがあります。その場合はすぐに医師に相談してください。かゆみが止まらない場合も同様です。ハンガーや棒で掻くことは避け、医師の指示なしに粉や消臭剤を入れないでください。かゆみ緩和の方法は医師に相談しましょう。
湿気対策
- キャストは絶対に濡らさないでください。濡れると石膏が柔らかくなり、内側のパッドが不快・不衛生になります。シャワーや雨天・雪道では、プラスチックシートでしっかり包んで保護しましょう。ドラッグストアで販売されているキャスト用防水シートを活用すると便利です。
歩く場所の選び方
- 砂利や砂、土などが足元にある場所は避けてください。これらの粒子がキャスト内部に入り、バランスを崩したり転倒の原因になります。また、キャスト内部に詰まると再装着が必要になることもあります。清潔で平らな床を選んで歩くようにしましょう。
