骨折した手首の治癒期間はどれくらいですか?

手首は尺骨・橈骨と8つの手根骨から構成され、靭帯でつながっています。骨折はこれらの骨のいずれかが割れたりひびが入ったりすることです。骨折の治癒期間は骨折の種類や重症度、治療方法によって異なります。

治療法

骨折した手首は通常、ギプスやスプリントで固定し、動かさないようにします。炎症や痛みを抑えるために、医師の指示に従って処方薬や市販の鎮痛剤を使用します。強い痛みがある場合は、コデインなどのオピオイドが処方されることもあります。

ギプス

ギプスは骨の動きを防ぎ、治癒を促します。ギプスは乾燥させておき、除去後はリハビリや理学療法が必要になることがあります。腫れを防ぐために手首を高く上げ、氷で冷やすと効果的です。また、痛みがない範囲で指を動かすことも推奨されます。

手術

手術が必要な場合、骨を固定するためにプレート、ロッド、スクリューなどを埋め込むことがあります。手術後の回復は数か月かかることがあり、医師の許可が出るまで手首を動かさないようにします。感染防止や痛み緩和のために抗生物質や鎮痛剤が処方され、術後数日は手首を高く保ちます。

電気刺激療法

電気刺激では、骨折部位の両側に電極を装着し、電流で骨細胞を活性化させて治癒を早めます。これを「容量結合(キャパシティブカップリング)」と呼びます。

もう一つの方法はパルス電磁場(PEMF)です。コイルを皮膚上またはギプス内に配置し、パルス状の電磁場を発生させて骨の修復を促進します。

予後

適切に整復されないと変形や治癒遅延、感染のリスクがあります。手首に慢性的な疼痛、硬直、機能障害が残ることもありますが、通常は手術後やギプス除去後数か月で改善します。完全に回復するまでに数か月からそれ以上かかることがありますが、重度の場合は後遺症が残ることもあります。

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