肘の骨折を診断する方法

肘関節と骨折の概要

肘関節は上腕骨、橈骨、尺骨の3本の骨から構成されます。肘の骨折はこれらのいずれか、あるいは複数の骨が折れることを指します。特に子どもの場合、成長板(骨端)に近い部位で骨折が起こると、将来的な骨の成長に影響を及ぼすことがあります。骨折した肘は、靭帯・筋肉・腱の働きが阻害され、曲げる・伸ばす・回すといった正常な動作が制限されます。

骨折の診断手順

  1. 腫れや変形を確認する:怪我直後に肘やその周囲が腫れていたり、形が歪んでいないかチェックします。青あざや赤みが見られることもあります。
  2. 可動域を調べる:肘を完全に曲げ伸ばしできるか確認します。肩に指先が届くか、腕をまっすぐに伸ばせるかが目安です。
  3. 回転動作をテストする:腕を体側に下げ、肘を直角に曲げた状態で手のひらを上向き(天井側)に回せるか、また下向き(床側)に回せるかを確認します。
  4. 感覚異常をチェックする:手や指、前腕にしびれや感覚の低下がないか確認します。正中神経、橈骨神経、尺骨神経が損傷している可能性があります。
  5. 血流の変化を感じる:肘付近が冷たく感じる場合、腫れや外傷により主要血管が圧迫されていることがあります。

上記の項目に当てはまる場合は、早めに整形外科を受診し、レントゲン等の画像診断で正確な評価を受けることが重要です。

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