一般的な肘の怪我と対処法

活発にスポーツやアウトドア活動を行う人にとって、肘の怪我は珍しくありません。突発的な衝撃や長期間にわたる負荷が原因で、激しい痛みや炎症が生じます。怪我をした際は、早めに医療機関を受診することが重要です。

肘関節脱臼

最も重篤な肘の怪我の一つで、前腕の骨が上腕骨からずれることで起こります。コンタクトスポーツで腕が過伸展したり、交通事故などの外傷で発生しやすいです。脱臼した肘は激しい痛みと可動域の喪失を伴います。速やかに医師の診察を受けましょう。

乳母の肘(ナースメイドエルボー)

主に小児に見られる怪我で、肘関節が急に引っ張られた際に骨がずれます。転倒防止のために腕を急に引っ張ったり、子どもを揺すったりすると起こります。腕に強い痛みが出たら、早めに整形外科で骨の整復を受けることが必要です。

肘骨折

肘部への直接的な転倒や手への衝撃で骨折が起こり、腫れ、激しい痛み、打ち身の青あざが見られます。腫れや痛みがある場合は、レントゲン検査を受けるために早期に医療機関へ行きましょう。

腱炎(テンドノーシス)

繰り返しの動作や過度の負荷により、肘の腱に微小な裂傷が生じる状態です。治癒せずに炎症と痛みが慢性化し、「ゴルフ肘」や「テニス肘」と呼ばれます。適切な休養とリハビリが必要です。

滑液包炎(バースティス)

肘の後部にある滑液包が炎症を起こす状態で、俗称「ポパイエルボー」とも呼ばれます。打撲や外傷後に血液や体液がたまり、腫れと痛みが生じます。感染予防のため、早期に医師の診察を受けましょう。

肘の怪我予防

ゴルフ肘などの一般的な怪我を防ぐには、前腕の筋力強化と運動前のストレッチが効果的です。また、ウェイトトレーニングを行う際は手首をしっかり固定し、肘への過度な負荷を避けることが重要です。

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