胆管結石が黄疸を引き起こすメカニズムとは?

胆管結石(胆道結石)とは

胆管結石は、総胆管内に胆石ができる状態で、胆汁の流れを妨げることがあります。胆汁は肝臓と胆嚢から小腸へ運ばれ、脂肪の消化に不可欠です。

黄疸が起こる主な理由

1. 胆汁の流れが遮断される

胆石が総胆管を塞ぐと、胆汁が正常に排出できなくなります。その結果、胆汁に含まれるビリルビンが血液中に蓄積します。

2. ビリルビンの蓄積

ビリルビンは赤血球が分解される際に生成される黄色の色素です。本来は胆汁と共に小腸へ運ばれ、便として排泄されますが、胆管が閉塞すると排泄が阻害され、血中濃度が上昇します。

3. 黄疸の症状

血中ビリルビンが増えると、皮膚や眼球の白目(結膜)などが黄色く変色します。これが黄疸です。また、ビリルビンが粘膜にも沈着し、全身的な黄変が見られます。

その他の症状と合併症

黄疸に加えて、腹痛、吐き気、嘔吐、発熱、悪寒などが現れることがあります。胆管が炎症を起こす胆管炎や、膵臓に影響を与える膵炎へ進展するリスクもあります。

診断と対処

胆管結石が疑われる場合は、速やかに医療機関を受診し、血液検査や画像診断で胆管の状態を確認します。必要に応じて内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)や手術による胆石除去が行われます。

外反母趾 - 関連記事