毛細血管の主な役割とは?

毛細血管の構造

毛細血管は体内で最も細い血管で、細動脈から細静脈へとつながる網状のネットワークを形成しています。血管壁は1層の内皮細胞で構成されており、酸素、二酸化炭素、水、ブドウ糖などの小分子が拡散しやすいように薄く多孔質です。

物質交換の機能

内皮細胞はホルモンやシグナル分子の受容体も持ち、血液と組織間の物質交換を精密に調整します。これにより、酸素や栄養素は組織へ供給され、老廃物は血液へ戻されます。

体液の超濾過

毛細血管内の血圧は組織側より高く、静水圧勾配により血漿が組織へ押し出されます。この過程を超濾過と呼び、組織間隙への水分供給を担います。

体液の再吸収

一方、血漿タンパク質が作り出す浸透圧は血管内の方が高く、浸透圧勾配に従って組織から血管へ水分が吸収されます。これにより、体液の総量が適切に保たれます。

全体的な役割

毛細血管は血液と組織の間で酸素・二酸化炭素・栄養素・老廃物の交換を行い、さらに体液バランスを調整する重要な役割を果たしています。

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