血液は体内で食べ物の粒子を運ぶ際、どのような役割を担うのか?
血液の主な機能
血液は主に酸素や栄養素、二酸化炭素などのガス、ホルモンや老廃物を全身に運搬します。赤血球・白血球・血小板・血漿から構成され、呼吸や免疫に不可欠です。
食物の分解と吸収は消化系が担当
口腔で咀嚼と唾液酵素が働き、食べ物は小さな分子へと分解されます。胃では胃酸と酵素が、続く小腸では膵液と胆汁が炭水化物、タンパク質、脂質を吸収可能な形にします。
脂質の輸送はリンパ系が関与
吸収された脂肪は小腸の乳糜管(ラクティアル)に入り、リンパ管を通って胸管へと運ばれ、最終的に血流に合流します。したがって、脂質の搬送は血液ではなくリンパ系が主役です。
血液は食物粒子の直接輸送には関与しない
消化・吸収された栄養素は血漿中に溶け込み、組織へと届けられますが、食べ物そのものや未消化の粒子を血液が運ぶことはありません。食物粒子の輸送は消化系とリンパ系が中心です。
