酸性やけどとは
バッテリー酸やトイレ用洗浄剤、塗料除去剤、特定の美容製品など、家庭で使用される化学薬品が原因で起こります。主に顔、腕、脚に起きやすく、皮膚がはがれ激しい痛みを伴います。軽度のやけどは自宅で1週間ほどで回復しますが、重症の場合は合併症を防ぐため早急な医療処置が必要です。
医療機関を受診すべきサイン
やけどの範囲が広い、深さがある、または赤み・腫れ・膿・発熱といった感染の兆候が見られる場合は、すぐに医師に相談してください。重度の場合は瘢痕や機能障害を防ぐため専門的な治療が必要です。
必要なもの
- 冷水(流水)
- トリプル抗生物質軟膏(例:ネオスパリン)
- 滅菌ガーゼパッド
- 救急用テープ
治療手順
化学物質を除去する。粉末状の場合はやさしくはたき落とし、液体酸の場合はすぐに流水で洗い流します。汚れた衣服やアクセサリーは取り外してから洗浄してください。
十分に流水で洗い流す。30分以上、やけど部位を冷たい流水に当て続け、酸を希釈・除去します。
冷たい湿布を当てる。洗浄後、冷やした湿ったタオルをやけど部位に10〜15分置き、痛みと炎症を和らげます。
軟膏で保護する。トリプル抗生物質軟膏を薄く塗り、感染予防に努めます。
創部を覆う。滅菌ガーゼパッドで軽く覆い、救急テープで固定します。皮膚が回復するまで、1日1回換えると良いでしょう。
上記の手順を守り、経過を観察してください。症状が悪化したり、数日経っても改善しない場合は速やかに医療機関を受診しましょう。
