酸性やけどの対処法と治療手順
酸性やけどは家庭内で最も頻繁に起こります。漂白剤や洗剤に含まれる酸、車のバッテリー酸などが主な原因です。多くは軽度ですが、まれに致命的になるケースも報告されています。
やけどは腕や脚の露出した皮膚に多く見られますが、顔・首・腹部などにも起こり得ます。症状としては赤み、刺激感、場合によっては痙攣、めまい、倦怠感が現れます。表面だけのやけどに見えても、深部組織に損傷があることがあり、重篤な症状を引き起こすことがあります。
必要なもの
- 柔らかい布
- 冷たい圧迫用具(氷嚢や冷却タオル)
- 滅菌された自己接着式包帯
処置手順
- 原因を取り除く:液体酸が付着した場合は、酸を含むタオルや衣服でやけど部位を軽く押さえて拭き取ります。擦らないように注意し、拡散を防ぎます。粉末状の酸の場合は、乾いた布で素早く払い落とします。
- 流水で十分に冷やす:15分以上、やけど部位に冷水を流し続けます。酸の残留物が完全に洗い流され、痛みが和らぐまで続けます。
- 冷湿布を当てる:氷嚢を濡れたタオルで包み、やけど部位に15〜20分間当てます。その後15分休ませ、必要に応じて繰り返します。
- 滅菌包帯で覆う:自己接着式の滅菌包帯でやけど部位を覆い、感染予防と保護を行います。
- 余計な圧迫や摩擦を避ける:やけど部位に直接衣服を当てない、もしくは緩めの綿素材の衣類を選びます。体重や他人が体重をかけることも避け、痛みや炎症の悪化を防ぎます。
