表面性2度火傷の水疱を正しく治療する方法
はじめに
表面性の2度火傷は、表皮と真皮の浅い層が損傷した状態です。深部まで達していないため「表面性」と呼ばれますが、1度火傷より重症で、回復までに3倍の時間がかかります。皮膚の保護のために水疱ができることが特徴です。
治療手順
- 症状の確認
皮膚が赤く斑点状になり、強い痛みと腫れが続きます。組織が破壊されると水分が出て湿ったように見えることがあります。
- 冷水で冷やす
清潔なぬるま湯(15分程度)で火傷部位を洗い流し、汚れや熱を取り除きます。氷水は組織にさらにダメージを与えるため使用しないでください。その後、清潔な布で軽く押さえて乾かし、やけど用軟膏やアロエベラを塗ります。
- 適切に包帯をする
非粘着性の滅菌ガーゼでゆるく包帯します。ガーゼが無い場合は清潔な布で覆い、医療用テープで固定します。血流を妨げない程度の締め具合がポイントです。
- 水疱は破らない
傷後数時間でできる水疱は、液体で満たされて皮膚を保護します。自然に破裂させず、包帯は水疱が膨らんでも圧迫しないようにゆるめに装着します。
- 感染のチェック
毎日水疱の状態を確認し、赤い筋状の広がりや痛みの増加、膿や緑がかった液体が出ていないか観察します。感染が疑われる場合は速やかに医師の診察を受けてください。
