辛い唐辛子が皮膚に付着したときの対処法
ピーマンなど甘い唐辛子は刺激が少なく食べやすいですが、ハラペーニョやチリ、タイ唐辛子などの辛い唐辛子は、口だけでなく皮膚にも刺激を与えることがあります。調理時は手袋を着用するのが基本ですが、もし油分が皮膚に付着してしまうと、やけどのような激しい痛みが生じます。
油分の除去
辛い唐辛子の油は皮膚に付くとすぐに灼熱感を引き起こし、時間が経つほど痛みが強くなります。水や拭くだけでは油は落ちません。綿球にアルコール(医薬用アルコールや消毒用エタノール)をたっぷり含ませ、患部を優しくこすります。アルコールが油分を分解します。その後、冷たい水で洗い流し、脱脂力のある食器用洗剤で軽く洗って残りの油を除去します。
緩和剤の適用
乳製品はカプサイシン(辛味成分)を中和しやすく、最も効果的です。牛乳、ヨーグルト、カッテージチーズ、サワークリーム、アイスクリームなどを冷たい状態で患部に塗布または浸します。乳製品がない場合は、オリーブオイルや植物油を薄く塗って油分を希釈させても効果があります。
医師の診察が必要なとき
通常は軽度のやけどで済みますが、油分を完全に除去できず数時間経っても灼熱感が続く、または水疱ができた場合は医師に相談してください。目・鼻・性器などの敏感部位に油が入った場合は、すぐに毒物情報センターへ連絡するか、緊急の場合は地域の救急番号へ電話し、専門的な指示を仰いでください。
