冠動脈介入用ガイドワイヤの種類と選び方

冠動脈の血流が遮断されると心筋梗塞を引き起こす危険があります。ステントを血管内に留置して拡張させる方法は、低侵襲かつ低コストで治療できる代表的な手段です。ステントを正確な位置に導くために使用するのがガイドワイヤです。ガイドワイヤは用途や血管の状態に合わせてさまざまなタイプが用意されています。

コアの種類

  • 固定コアと可動コアの2種類があります。手技の目的や操作性に応じて医師は適切なコアタイプを選択します。

直径

  • ガイドワイヤの直径は0.014インチから0.065インチまで幅があります。細いワイヤは小径血管に、太いワイヤは大径血管や高い支持力が必要な部位で使用されます。

長さ

  • 長さは45 cmから400 cmまであり、標準的な長さは約145 cmです。手術の部位や使用する装置に合わせて最適な長さを選びます。

硬さ

  • ワイヤの内部にはマンドリルコアと呼ばれる支持柱があり、これが全体の硬さを決定します。柔らかいものから、コートハンガーのように非常に硬いものまでバリエーションがあります。

コーティング

  • 一部のガイドワイヤは親水性コーティングが施されています。湿潤状態で摩擦係数が極めて低くなり、血管内をスムーズに通過させることができます。

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