核医学ストレステストの概要とポイント

米国心臓協会によると、核医学ストレステストはタリウムやセスタミビといった放射性薬剤を血流に注入し、トレッドミルや固定自転車での運動負荷と組み合わせて実施します。運動中の心電図(EKG)と核画像を同時に取得し、心臓の血流状態を評価します。

目的

核医学ストレステストは、胸痛の原因や冠動脈の閉塞範囲、心筋梗塞後の予後、運動耐性の安全なレベル、過去の心臓手術や治療の評価などを診断・評価するために用いられます。

手順

トレッドミルや自転車で最大負荷に達した後、放射性薬剤を静脈に注入します。特殊カメラで心臓への血流画像を撮影し、2〜3時間後に安静時の画像を再度取得します。

結果の見方

正常な結果は、運動時および安静時に適切な血流が確認できることを示します。米国心臓協会は、運動時・安静時のいずれか、または両方で血流が低下している場合、1本以上の冠動脈が閉塞している可能性があるとしています。

リスク

主なリスクは胸痛や失神です。不整脈や心筋梗塞は稀に発生しますが、テスト中は常時心電図でモニタリングし、リスクを最小限に抑えます。

留意点

運動負荷テストが困難な場合や身体的制限がある場合は、ジピリダモールやアデノシンなどの薬剤を投与し、血流を増加させて運動を模倣します。

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