心臓弁が裂ける原因とは?
概要
心臓弁は心臓内部に深く位置していますが、様々な要因で損傷することがあります。裂傷した心臓弁の原因は、外傷から内部感染まで多岐にわたります。
心臓弁の役割と裂傷の影響
心臓には4つの弁があり、血液が一方向に流れるようにしています。弁が裂けると血液が逆流し、正常な循環が妨げられます。
主な原因
心筋梗塞
心筋梗塞時の心筋痙攣により、乳頭筋が裂けることがあります。乳頭筋は弁に直接付着しているため、弁も同時に裂傷することがあります。
外傷
胸部への直接的な外傷が原因で弁が裂れることがあります。転倒、交通事故、胸部への刺突などが代表的です。
心内膜炎(エンドカーディティス)
血流中の細菌や微生物が心臓弁の表面に付着し増殖すると、弁組織に穴や裂傷が生じます。
リウマチ熱
リウマチ熱は心臓弁に炎症を起こし、リウマチ性心疾患を引き起こします。感染自体が直接的に弁を破壊するわけではなく、体が産生する抗体が炎症・瘢痕・裂傷をもたらします。
