パルスオキシメトリーとは?

パルスオキシメトリーとは

パルスオキシメトリーは、患者の血中酸素飽和度(SpO₂)と脈拍数を非侵襲的に測定する方法です。手術中や診療時に心拍と酸素レベルをリアルタイムで監視するのに広く使われています。

測定の流れ

1. デバイスの装着

小型のパルスオキシメーターを指先や耳たぶにクリップします。デバイスは赤色と赤外線の2種類のLED光を発します。

2. 光の吸収と透過

赤色光は酸素結合ヘモグロビン(酸化ヘモグロビン)に吸収され、赤外線光は血液や組織を比較的透過します。フォトディテクターが各波長の光の吸収量を検出します。

3. 酸素飽和度の算出

2つの波長で測定した光の吸収比から、血中酸素飽和度(SpO₂)を算出します。これが血液中の酸素を運ぶヘモグロビンの割合を示すパーセンテージです。

4. 表示と脈拍情報

デジタルディスプレイにSpO₂(%)と脈拍(bpm)が同時に表示されます。

結果の目安と臨床での活用

健康な成人の安静時SpO₂は通常95%〜100%です。90%未満になると低酸素血症の疑いがあり、追加の評価が必要です。パルスオキシメトリーは病院、クリニック、救急部、麻酔管理など、さまざまな医療現場で重要なバイタルサインのモニタリング手段として利用されています。

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