高トリグリセリド対策の低炭水化物・低脂肪食
トリグリセリドは食事や体内で脂肪が存在する主な形態です。トリグリセリド濃度が高いと、心血管疾患や脳卒中のリスクが上昇します。メイヨークリニックの報告によると、低炭水化物・低脂肪食がトリグリセリドを効果的に下げることが多数の研究で示されています。
脂肪の質と量を見直す
総カロリーのうち飽和脂肪は7%未満、トランス脂肪は1%未満に抑えることが推奨されています。最適な脂肪は、一価不飽和脂肪(オリーブ油やキャノーラ油)や多価不飽和脂肪(ナッツ・種子に含まれる)です。
炭水化物の摂取を減らす
炭水化物を制限すると、HDL・LDLコレステロールやトリグリセリドの改善が期待できます。成人の1日のコレステロール摂取目安は300 mg未満です。遺伝的要因が関与するケースもあるため、食事だけでなく定期的な血液検査が重要です。
地中海式食事法
メイヨークリニックは、地中海式食事法を心臓に優しい食事として紹介しています。2007年の米国研究では、この食事法を実践した人の心疾患リスクが低下したと報告されています。主なポイントは、野菜・果物をたっぷり、オリーブ油やキャノーラ油などの健康的な脂肪、ハーブやスパイスで塩分を控えめに、ナッツを適量、赤肉は極力避け、週2回の魚、適量のパスタやご飯です。地中海式食事はLDLコレステロールだけでなく、トリグリセリドの低下にも効果があります。
No‑Fad ダイエット(米国心臓協会)
米国心臓協会が提唱する No‑Fad ダイエットは、長期的な体重管理とトリグリセリド低減を目的としたプログラムです。「成功の円環(Circles of Success)」という3つの概念に基づき、個々の好みや生活スタイルに合わせた低脂肪・低炭水化物メニューを設計します。
