拡大した心臓(心肥大)は治療できるのか?

心臓が拡大する状態は「心肥大(cardiomegaly)」と呼ばれます。妊娠による一時的なものや、冠動脈疾患など他の病気の症状として現れることがあります。基本的には、心肥大を引き起こす基礎疾患を治療することで改善が期待できます。

症状

  • めまい、動悸、呼吸困難、咳、むくみなどの症状が現れることがあります。

原因

  • 高血圧、貧血、甲状腺疾患、心臓弁膜症、心筋の弱化などが主な原因です。また、先天性心疾患や過剰なタンパク質・鉄分の摂取も心肥大を引き起こすことがあります。

診断

  • 胸部X線、心電図、心エコー、CTスキャンなどで心臓のサイズを確認します。血液検査でも心肥大の兆候が示されることがあります。

治療法

  • 利尿剤、ACE阻害薬、βブロッカー、ジゴキシンなどの薬物療法が一般的です。弁膜の異常がある場合は手術で修復し、必要に応じてペースメーカーを埋め込むこともあります。重症例では心移植が検討されます。

注意点

  • 放置すると心不全や心停止に至る危険性があります。また、血栓や心雑音のリスクも高まります。

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