妊娠中の女性に対するハイムリック法の実施方法
必要なもの
- 電話(緊急通報用)
- ブランケット、ジャケット、タオルなど(被害者を覆うため)
手順
まず「窒息していますか?」と確認し、落ち着いて声を掛けます。
周囲の人にすぐに119番へ通報するよう指示し、オペレーターに「窒息している人がいる」と伝えてもらいます。
被害者が妊娠しているかどうかを確認します(見た目で分からない場合は必ず尋ねます)。標準的なハイムリック法は胎児に危険を及ぼす可能性があります。
被害者の背後に立ち、軽く前屈させて頭を下げます。重力で異物が抜けやすくなります。
腕を被害者の脇の下に回し、胸骨の中心に手のひらを当てます。
片手で拳を作り、親指を胸骨の真ん中に当てます。
もう一方の手で拳を覆い、しっかりと固定します。
胸骨の中心に向かって、上向きかつ内側へ力強く押し込みます。胸部圧迫は速く、はっきりとした動作で行います。
異物が排出され、呼吸が可能になるまで、または救急隊が到着するまで、胸部圧迫を続けます。
異物が除去されたら、被害者をブランケットなどで覆い、体温を保ちます。意識が戻るまでそばにいてサポートしてください。
※極端に肥満の方でも同様の手順で対応できますが、胸骨に十分な力が加わらない場合は、胸部圧迫の位置をやや高めに調整し、腕を回す位置を工夫してください。
