乳児・子ども・大人の窒息時の応急処置の違いは?
乳児(1歳未満)の窒息時の応急処置
背部叩打法:赤ちゃんを前腕に乗せ、顔を下に向け、頭を体より低くします。肩甲骨の間を手のひらのかかとで5回、素早く強く叩きます。
胸部圧迫:赤ちゃんを仰向けにし、乳首のすぐ下、胸の中央に2本の指を置きます。1/2〜1インチ(約1.3〜2.5cm)程度胸を圧迫し、5回素早く押し下げます。
上記の背部叩打法と胸部圧迫を交互に5回ずつ繰り返し、異物が取れるか、救急隊が到着するまで続けます。
子ども(1歳〜8歳)の窒息時の応急処置
背部叩打法:子どもを立たせるか膝立ちにし、肩甲骨の間を手のひらのかかとで5回、素早く叩きます。
ハイムリック法:子どもの背後に立ち、腰に手を回します。片方の拳を子どもの肩甲骨の間に当て、もう一方の手で握ります。そのまま上向きに5回、腹部を強く押し上げます。
背部叩打法とハイムリック法を交互に5回ずつ繰り返し、異物が取れるか、救急隊が到着するまで続けます。
大人(8歳以上)の窒息時の応急処置
背部叩打法:対象者を立たせるか膝立ちにし、肩甲骨の間を手のひらのかかとで5回、素早く叩きます。
ハイムリック法:対象者の背後に立ち、腰に手を回します。片方の拳を肩甲骨の間に当て、もう一方の手で握ります。そのまま上向きに5回、腹部を強く押し上げます。
背部叩打法とハイムリック法を交互に5回ずつ繰り返し、異物が取れるか、救急隊が到着するまで続けます。
共通の注意点
・意識が失われた場合は、すぐに心肺蘇生(CPR)を開始してください。
・妊娠中や肥満の方には、胸部圧迫やハイムリック法の代わりに腹部圧迫を行います。
・異物が除去できない、または状態が悪化した場合は、直ちに医療機関へ連絡してください。
