乾いた刺激性咳の治療法は?
気道を潤す
温かいシャワーや沸騰したお湯の蒸気を吸うと、乾いた粘膜が潤い、喉のチクチク感や痛みが和らぎます。タオルで頭を覆い、蒸気を直接吸い込むと効果的です。
加湿器や蒸気発生器で室内に湿度を加えると、睡眠中も粘膜が乾燥しにくく、呼吸が楽になります。加湿器は冷たいミスト、蒸気発生器は温かい蒸気を放出します。
ペパーミント、ユーカリ、タイムなどのエッセンシャルオイルを数滴加えて沸かすと、メントールの去痰作用で喉をコーティングし、乾燥を防ぎます。
咳を抑える
水分をたくさん摂り、レモンやはちみつを加えると自然な抗炎症効果があります。はちみつ大さじ1杯やレモン汁をお湯やお茶に入れて飲みましょう。ビタミンCは抗菌作用もあります。
メンソール入りののど飴やミントをこまめに舐めると、口腔内と喉を湿らせ、冷感で刺激を和らげます。
デキストロメトルファン(DM)を含む鎮咳薬(液体・錠剤・のど飴)を使用すると、咳反射を抑制できます。
日中用と就寝用では成分が異なることがあります。睡眠時に眠気を誘うジフェンヒドラミンが含まれるものは、夜間用として使用してください。副作用や成分については薬剤師に相談しましょう。
医師の診断を受ける
2週間以上続く、あるいは繰り返し出る乾いた刺激性咳は、基礎疾患が潜んでいる可能性があります。症状が悪化したり改善しない場合は、必ず医師に相談してください。
症状の出る時間帯や環境を日誌に記録し、埃、カビ、花粉、煙、ペットの毛などの刺激因子を把握しましょう。その情報を医師に伝えると、原因特定や吸入ステロイド、抗ヒスタミン薬の処方につながります。
アレルギーや喘息の場合、アレルゲンに触れると乾いた咳が出やすくなります。ステロイドは炎症を抑え、気管支拡張薬は気道を広げて呼吸を楽にします。
風邪や軽いウイルス感染、軽度のアレルギー反応以外の乾いた咳は、専門医の診断と適切な治療が必要です。
